歯周病
歯周病とは歯と歯ぐきの境目に細菌が入り、歯ぐきが炎症を起こし赤く腫れ、歯磨きの時に出血する細菌感染症です。
歯周病が進行すると全身疾患につながる可能性が高く、放置することは大変危険です。
また歯周病は、完治に至るまで非常に困難を極め、完治するためには一定期間の継続した専門的な治療が必須になります。
当クリニックでは質の高い治療と衛生士による効果的なクリーニングで様々な症例に対応いたします。
このような症状でお困りの方は歯周病の可能性があります!
- 歯ぐきが赤く腫れている
- 歯が長くなったような気がする
- 歯がぐらぐらし噛みづらくなった
- 歯を磨いたり固いものを食べた時に血が出る
- 口臭が気になる
- 歯と歯の間に物が挟まりやすくなった
★上記のような状態を放置すると様々な病気につながるリスクが高まるため思い当たる症状があれば当クリニックへご相談ください。
当院の歯周病検査
歯周病治療を行う前に必ず検査を行い、歯周病がどの程度進んでいるのかを調べます。
まずは患者様がご来院した理由をお伺いし、治療を始める前に配慮が必要な全身疾患や過去の既往症、生活習慣をお伺いすることも治療を進める上で重要になります。
すべての歯が同じようには進行しないため、検査は1本1本の歯に対して行うと同時に歯科用CTや口腔内による写真分析など、まずは保険内で認められている検査を行い、リスクや症状に応じて治療方法をご提案させていただきます。
歯周病検査の項目とは?
- 問診、口の中の診査
- 歯周ポケット深さの測定・出血の有無のチェック
- 歯の動揺度(ぐらつきの程度)
- レントゲン、CT撮影
- 口腔内写真撮影(必要に応じて行います)
当院の歯周病治療について
患者様の歯を1本でも多く残すための質の高い治療
大橋歯科クリニックでは、“患者様の健康な歯を1本でも多く残す”ために歯周病治療において様々な症例に対応してまいりました。
どんなに高精度な人工歯より天然歯の方が優れていますので、重度の歯周病でも適切な治療を行うことで、歯を残せる可能性があれば安易に抜歯やインプラントを進めることはありません。
ただし、歯周病が進行しすぎてしまいますと予後を考え、最終手段として抜歯する方が良いケースもあります。
研鑽を積んだ歯科医師により、まずは抜歯をせずに済むよう、最適な治療法をご提案し、患者様の健康な歯を残すための治療をご提供いたします。
国家資格を持つ歯科衛生士が徹底フォロー
治療はもちろんですが、絶対にかかせないのが歯科衛生士によるクリーニングやメインテナンスです。
当クリニックでは研鑽を積んだ信頼できる歯科衛生士が患者様を担当をし、責任を持って施術を行いますので安心してお任せください。
歯科衛生士は歯科医師のアシスタントという役割ではなく、文部科学省や厚生労働省から指定された専門学校にて専門知識を学び、国家資格を持つ専門職になり、歯科医院にとって重要な役割になります。
自費歯周病に効果的なクリーニング「ペリオコース」
歯のクリーニングを行う際に、歯周病菌を殺菌・抗菌の効果がある薬剤を使用します。
効果的に歯周病を減少させ、歯周病を安定させることができます。
自費レーザーを用いた歯周病治療
レーザーの光や熱によって、スケーラーが届かない歯周ポケット内の奥深くまで歯石や細菌を除去し、歯周病の症状を改善する治療法です。
また、根の治療や根の中を消毒したり口内炎を治します。メスを使用せずにレーザーを使うことによって傷口が治りやすくなります。
レーザー治療のメリット
治療の短縮化・再発防止
スケーラーやルートプレーニングによって歯石を除去しても、スケーラーでは届かない歯周ポケット内奥深くに細菌が残ってしまい、歯周病の悪化や再発につながる恐れもございます。
レーザー治療は殺菌効果が高く消炎効果もありますので、むし歯や歯周病と幅広い治療に対応します。
治療の流れ
Step.01検査
レントゲン撮影、口腔内検査(プロービング、出血の有無、歯の動揺度)などの状態から歯周病の程度やリスクを判断していきます。
Step.02検査結果のご説明
検査結果から総合的に考え、診断を行います。
現在の状態や考えられる原因と治療が必要な場合、治療の方向性まで詳しくお伝えさせていただきます。
Step.03歯磨き指導
歯周病を改善するために歯磨きは一番重要になります。
磨き残しをしやすい箇所を意識して磨けるように、歯科衛生士が分かりやすく指導を行います。
Step.04スケーリング
スケーラーと呼ばれる器具を使用し、歯の表面の歯石やバイオフィルム(細菌の塊)を除去します。
Step.05ルートプレーニング
歯周ポケット内部の歯石や歯根表面の汚染されたセメント質を除去し歯周病になりにくい状態に整えます。
Step.06メインテナンス
治療後は3~4か月毎に定期的なメインテナンスを行い、清潔な口腔内を保つことで再発を防止していきます。
★歯周病は日ごろから口腔内のメインテナンスをしっかり行うことで予防をすることができる病気です。
患者様それぞれに合わせたケア方法や治療方法をご提供できるように努めておりますので、歯周病でお困りの方やお悩みの方は当クリニックへご来院ください。
歯周病のホームケア
- 適した歯ブラシを使用することで、歯周ポケットの汚れをしっかりとかき出します。
- 就寝前は殺菌剤入りのデンタルリンスを使用することで、口腔内の細菌増殖を抑えます。
- 生活習慣を見直し、間食を控えた栄養バランスの良い食事を心がけ、ストレスも溜めないようにしていきましょう。
歯周病になるリスクの
高い方の特徴
喫煙者
タバコに含まれるニコチンなどの有害物質により、歯肉の抵抗力が低下し歯周病に感染しやすくなります。
間食を頻繁にとる
食事を摂る回数が多くなるほど、口腔内が食べかすなどで汚れている時間が長くなり歯周病菌が繁殖しやすくなります。
食事の際に噛む回数が少ない
食べ物を噛む回数が少ないと唾液が分泌されにくくなり、歯周病菌が繁殖しやすい口腔内環境になります。
ストレスを感じることが多い
ストレス状態になると唾液が分泌されなくなるだけでなく、夜間の歯ぎしりが起こりやすくなることで歯や歯の周囲の組織を傷めてしまいます。